OZONE HOLE

ひとたび瞬きをすれば目に入ってしまいそうなほど目の近くまで迫っている睫毛の奥で、じっとこちらを見つめる瞳。
そのすぐそばを横切る炎の存在も気にすることなく、ただ自分の見つめたいものを見続けている。自らが放出し、
そして自らの体を取り巻いている沢山の物体など、きっと見えていないのだろう。

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瞳は地球、瞳孔は南極上空のオゾンホール、睫毛は紫外線です。 自らが放出し、そして自らの生存環境である地球を蝕んでいる汚染物質には気付くことなく、
すぐ近くを今にもぶつかりそうになりながら通り過ぎる危険には目を向けようとすらせず、
ただ自分の見たいものだけを見て、汚染物質を排出し続ける人間の愚かさを描きました。
どうかこの絵を通して、人間として追うべき責任を問いただすと共に、自分自身を見つめ直してみてください。